| 「TWO OF YOU」 (以下:よしのり様へ) |
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記憶の中のおとぎ話のように
君たち二人の姿が思い浮かぶよ
丘の上、じゃれあう二人を
大きな木陰に休む二人を
過去の幻影とは思えないほどに
出会いと君たちの始まりに背負った運命を想えば
どこか切なく
結ばれることのない二本の糸は
どこか不自然に
今は別々の風に吹かれて漂うのか
遥か遠く
大海の藻屑と消えた想いだとしても
ただ夢と願いの中では
金色(こんじき)の鐘、福音に包まれた
TWO OF YOUR FORTUNATE DAYS
そんな幸せを今でも君たちの後ろ姿に求め
遥か遠く
今は離れたとしても
君たちが互いに伝えられなかった心の奥
包みあうべき暖かい想いは
TWO OF YOUR GLORIOUS LIVES
そんな架空の未来が現実のようにわだかまっている
もし今からでも間に合うのなら・・・
昔あのとき
伝えたかった優しさを
もう一度・・・
涙とともに・・・
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| 「明日もきっと」 |
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初めて出会った夕暮れとも違う
笑いあって話をした夜とも違う
姿が見えなくてただ探し求めた夜明けとも違う
今はどこか落ち着いた気持ちで
家路に着く君の背中を見送っている
変わりゆく環境、流転する感情の中で
それでも唯一つ言えることは
明日もきっと・・・
君の訪れを待ちわびている
〜「今宵は」(よしのり様)へ〜
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| 「そんな・・・生き方」 |
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何をやっても
途中で投げ出して
それが当たり前になって
何もできないまま
何も残らないまま
生きてきて
これからも
こんな生き方なんだろう
それでもいいって
どこかで思っている
ただ
途中で投げ出した後にいつも
あのまま続けていたら
今頃どうなってたんだろうっていう
後悔に似た気持ちが積もって
思い出したくないことの数が増えていく
いつか故郷に立ち寄ったとき
そこにはもう自分の家もなく
家族もなく
故郷と呼ぶ何もなくなったときに
本当に今まで投げ出したものの重さを
知るときが来るのかもしれない
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| 「人の歯車」 |
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あるとき僕は気づいた
人の交わりは
かみ合った歯車
個々が接する
あらゆる世界に作用するのだと
人の交わりは
すべての動力
時間とともに
時代を前へと走らせるのだと
人と人とが交わるときに
力が生まれて
熱を生じたり
温度差を感じたり
不協和音を奏でたりするのだと
あるとき僕は思いついた
人の交わりに摩擦が生じたとき
ギアを外すことを
むろん完全に外せば
空回りになるから
半分くらいギアを外すことを
そして僕は気づいた
あるときはギアが軽くなって
ほかの歯車の動力を担っていたことに・・・
あるときはギアが重くなって
ほかの歯車の動力に頼っていたことに・・・
いずれにしてもそれに気づけば、まもなく解った
やはり僕の歯車の力が必要だと
やはり僕の歯車のさらなる力が必要だと
どのみち僕自身が動かしていくしかないのだと
少なくとも僕が接している歯車は
たとえぎしぎしと音を立てながらでも
さらなる力で
連鎖するすべての動力となって
今の僕が動かしていくしかないのだと
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| 「200回目のセレナーデ」 |
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以前から遠くより聞こえていたプレリュード
何気ない出会いから幕を開けていく
君を思う気持ちと言葉が
ハープの上に踊る指となり
セレナーデを奏でる
波を撫でる風が窓から吹き込んで
暖かい空間を流れていく
大きな太陽が洋上で揺れながら
別れを惜しんでいる
薄れることも遠のくこともない
穏やかな瞬間と優しい想い、君の香り
この永遠のゆりかごに・・・
繰り返されるプレリュード
200回目のセレナーデ
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