時流れ 蝉鳴く声も消えうせて 朝もや煙る澄みたる山河
みんなに会いたいのにね なぜかな? 独りでほっとしている私
微笑んでよ 君なら大丈夫 そして僕も 信じているから 輝ける明日を
暗闇に 金の星屑 はじけ飛ぶ 幸せ詰まった 君はびっくり箱
これでいいって ゴールはない 時を経て いくつになっても いくつになっても
君からの 無言の手紙に 涙が言う ほんとにこれで よかったのかと
思い出も そう呼べぬことも 今はもう 流星となり 宇宙(そら)に消えてくれ
天気予報 外れりゃ苛立つ 大雨に 買いかぶるなよ 未来ってやつは
現実と 独りよがりの 妄想を もう片付けよう ありがとうの言葉で
蝉時雨 アスファルトを焼く 陽炎に 淡き思い出 過ぎ去りし春
日が落ちて 狩の時刻よ 夏祭り 人の道とは 獣の道と
打ち上げる 花火の音に 踊らされ 狂い踊って 祭りばやし
窓枠と 隣の屋根に 削られた 幾何学模様の 小さな蒼穹
遥か天に 耳を傾け 木の葉舞う 声はいずこへ 我をいざなう
行く方を さえぎる壁は 自らの 心に巣食う 見えぬ欲望
夢見ても 絶えて散るべき 夜桜に あえては願わぬ 儚き明日など
戦国の 夢の足跡 朝倉の 城に住まうは 蝋人形(ろうにんぎょう)
うれしいよ 優しい声を かけてくれて どうしても君がいる やはり僕には
英国の 首都を切り裂く 閃光は ガラスの刃 爆風のCinderella(シンデレラ)
今の君を 悲しませるもの 僕さえも すべて断ち切るよ だからもう泣かないで
振り向けば まぶたに浮かぶ 涼しげな 君の微笑み そよ風のように
下手(したて)なら 置石(おきいし)置いて 黒番で 楽しく打ちなよ この一番
窓辺には 虫の鳴き声 月明かり 貝殻に聞く 遥か潮騒(はるかしおさい)
ほおばって 甘くすっぱい 青りんご いくつになっても やっぱり恋は
強風に 荒波立てる 心中も 君を思えば ふと穏やかに
一昔 前なら世間も 知らぬまま 10年後には いずこで何を
卒業後 乾いた大人の 階段で どこかに落とした 友情のかけら
マレーの地 南十字に 雪が舞う 今宵こんなに 明るい空に
本当は くれやしないよ 誰もがね 思ってるほど 優しさなんて
月曜の 朝の8時は traffic jam(交通渋滞) あわてないでね 事故しないでね
サイパンの 見晴らす崖の 風音は 海へと散った 母と子のうた
朝焼けの 紙くずの吹く 街角に 夜の世渡り 歌舞伎の余韻
ごめんね 捨ててしまった 猫たち 愛を裏切って ほんとにごめん
ありがとう 元気になれるよ ほんとうに いつも見てくれる あなたのおかげで
人避けて 歩いてきた道 鋼鉄の 殻は自ら 窮屈にして
好きな人に 好かれていたい ・・・いつまでも・・・ それだけが僕の 切なる願い
優しいね 家族の想いが 結んでる あまり口には 出さないけれど
初夏の田の 長く伸びたる 細き葉に 今年も暑く なるとつぶやく
いざなみの 作りし大地が 焼かれても 一輪の花が 僕の心に
人生を 丁か半かで 賭けるなら 勝ち逃げ気分で 弱腰勝負
君は言う 振り向きざまに 「恋なんて 満たされたとき 終わるものよ」と
気分屋の 自分勝手な 天気予報 明日の予想は・・・ 曇りのち晴れ
馬鹿な俺 いまさら詠んだ この想(うた)は あなたの心(もと)に 届くだろうか・・・
さすらいの か弱き鳥の 渡る空 雲裂き照らせ 暖かなる陽よ
細き糸 途切れる定めと 知りながら ただ願わくは けして離さず
幻と 知りて故(ゆえ)無く 高ぶるは 悲しき色の 琴の音(ね)のため
抜ける空 ひまわり咲けど 藍色の 淡きベールに 心晴れなく
永遠の 誓いの杯 飲み干せば 恋(ゆめ)は終われど 愛(こころ)はそばに
濡れ染めて 胸刺す痛みと 恋時雨 庭で泣きたる 深き緑も
不器用な 清き願いよ 初恋の 思いは夜空の 星と輝け
梅雨明けの 陽にきらめいた 若き芽よ ただ真っ直ぐに 元気に育て
卯の花の 咲く頃に見た 君の夢 心の奥で 君を思いて
梅雨空と 砕ける波と 霧の島 しけた煙草は 消え入るばかりに
傾いた 商売片手に 身をおけば ミリオンダラーも 夢のまた夢
船浮かべ 天竜川に 揺られれば 世の流れこそ 波乱とぞ知る
空模様 心模様も 浮き沈み 梅雨の太陽 真夏の息吹
建国日 空いっぱいの 風船と 乾いた空砲 城下の町に
見なければ 見えない夢の 果ての果て 叶うかよりも 心の支えに
白き陽の 窓の隙間に 差し込んで 雲のかなたに 迷いも晴れゆく
忘れ得ぬ 皐月と君と 空模様 笑顔も雨も 輝いている
夢を追い 背の伸びる様は かぐや姫 一夜一夜に 麗しさ(うるわしさ)も増し
今ここに 己があること 信じよう この世のすべてが 嘘だとしても
谷底を 恐れず高く 跳躍を 未来ではなく 今に向かって
青き夜に わたる風音 あやめ草 月を背負いて 川辺に揺れる
個と孤と(ことこと)と わきわがる湯に 耳澄まし 緑の香りと 和敬清寂
赤い靴と 普段と違う 香水で 君は出て行く 遠くの場所へ
なあなあの 材料を捨て 手に入れて 目的 手段 見通し 根拠
見過ごしてた 近所の丘の 階段を 上れば広がる $100の夜景
天空に 舞い上がる風に 消え去った あなたの笑顔を ここに帰して
10割で 勝てる賭けなど あり得ない 熱くならずに カードは切って
いつまでも 忘れさせては くれないのか 過去と呼びたい この瞬間を
咲かせよう 辛さや苦いものすべて 同じ桜の 枝葉と花に
影のごとく 悪しき運命 憑くならば 光を消して もろとも飛ばせ
いつからか 気づいていたよ 手のひらに 踊るピエロの 一人なのだと
生まれ得る 運と才とを 逃すなら 泥を飲んでも 生につかまれ
傾いた 紅の空へ 影送り 揺れて薄れて おぼろげに消ゆ
浮世なり 思想と虚像の マトリクス 君の姿も ガラスの彫刻
非現実の 理想を絵にした 過去の友 これは一つの 夢だと言った
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